活字はこう読む? 雑・誌・洪・積・世

サブ・カルチャー好きの情報スクラップ。ささらほうさらと彼岸を往復。

November 2005

あら、こんなところに『世界お金持ちクラブ』/ぷっすま:ゲスト 近藤真彦3

近藤真彦ぶっすま テレビ朝日系 火曜23;15〜

この番組、やる気のないクサナギくんとついついゆるくなってしまうユースケさんの絶妙のコンビが毎度不思議なバトルを繰り広げる長寿バラエティ。記憶力お絵かきバトルではクサナギ画伯は摩訶不思議なキャラクターを毎回産みだし、絵の天才ぶりを発揮している。

『ぷっすま』に今回、近藤真彦さんがゲスト出演していた。あまりTV出演しないのはレーサーとしての活動をメインなのかしらん?最近のTV番組の露出はCDシングルとDVDのコレクションBOXを発売してのPR活動らしい。そういえば昨日、小堺さんの『ごきげんよう』にも出ていました。

今日の『ぷっすま』は設定されたバッド・シチュエーションをスマートに乗り切り、それをスタジオの美女が評価、好感度を競うゲームだった。マッチは2回、状況解決のためにポケットから現金を出した。1回目は彼女のモト彼とレストランで遭遇、なかなかこいつがイヤな雰囲気の男。紳士的に挨拶してから無言のプレッシャーで男に札を握らす。2回目は結婚記念日に妻へのプレゼントを忘れた夫役。妻からのプレゼントと交換に現金を渡す。

スタジオの女性陣からブーイングだったが、「皆、そのうちに判るようになるヨ」とマッチ曰く。ま〜、愛情の失せた夫婦だったらそうなのかもしれないけど、たしかマッチってまだ独身?ムムム…、奥さん見つけるのは難しい(泣)かも…。※奥さん、いましたっけ?どうも、いらっしゃるみたいです。スミマセン。

近藤真彦って、活動の本筋の見えにくいタレントなのだが、何故か大物感が漂っている不思議な人物。このポケットから現金をむき出しで渡すと云うしぐさは相当にえげつない行為なのだが、何故か彼には似合っている。芸能界にあると云う黒社会で揉まれた人みたいだな???たのきんトリオ、他の二人は今いずこ?な雰囲気なのだが、『スニーカーブルース』は永遠のアイドルって感じ!?です。

そんなのを見ていたら思い出したのがこの歌

『世界お金持ちクラブの歌』
ランカーヘドロ
♪お金〜さえあれば〜、何でも〜手に入る〜
♪ドレス〜、イヤリング〜、真珠の首飾りぃ〜、マンション〜、べっそう〜
♪たてうりマイホ〜ム、くるま〜、飛行機〜、自家よう〜せんすいか〜ん〜
♪キャビアフォアグラ松茸に数の子〜
♪お金さえあれば〜、幸せになれる〜
♪我ら〜世界お金持ちクラブぅ〜…おぉ〜っ!

フ〜、長く引用してしまった(爆)。

ロリコンの気色悪い大男&大金持ちランカーの美人秘書ヘドロがことあるごとにこの歌を唄っていた。。♪好きな色は赤と黒。赤は血の色で、黒は罪の色だから〜♪とは本人の弁。大昔の子供番組なのだが、今の風潮を予言しているようで少し怖い。今はヒルズ族に代表される新上流階級とその恩恵を被る富裕層、ニートやフリーターなどの遊民?層、「働けど、働けど、我が暮らし楽にならず」の庶民層と微妙な富の不公平で成り立った階級社会になりつつある。アメリカ的自由競争のトップは『世界お金持ちクラブ』なのだ。

宝くじのCMがきびすがましい今日この頃。確かに♪お金さえあれば〜♪と思うことも多いのだが、お金で買えないのは「大切な人の愛情」。それがこの歌の本当の意味なのだよネ。お金で買える幸せもあるけれど、お金じゃ買えない幸せがチルチルミチルの青い鳥なのだった。※女優さんを奥さんにしては離婚しちゃうのは、お金で心は買えないってこと…。or ただのわがまま!?

昨年暮れから宝くじは買っていないけれど、今年は買いたい。お金で買える幸せも素敵(爆)。爆と書けばバク!悪い夢を食べてくれる霊獣。宝くじは当たるまでの夢(♪お金さえあれば〜、幸せになれる〜)を買うのだが、3000円くらいの夢なら妥当かな。沢山買っても当たる確率はさほど増えるものでもない。ドリームがナイトメアにならない程度に夢を買いましょう〜♪。

それにしても「ぷっすま」で見せるクサナギくんの素顔は毎度『世界良い人クラブ』なのだ。

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プリンセスプリンNHKこども人形劇シリーズ 第9作
プリンプリン物語
作:石山透、人形:友永詔三、音楽:小六禮次郎
1979年4月2日から1982年3月19日まで総合テレビで放送(2003年4月 - 2004年3月に教育テレビで再構成してアンコール放送)された人形劇。 主人公のプリンプリンが、まだ見ぬ故郷を探し求めて仲間達と旅をするミュージカル仕立ての物語。全656話。

マッチ箱のご案内
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自分探しの旅は海外ボランティアで!? 今週の先端研/アンガールズ3

ポスター先端研 アンガールズ出演 日本テレビ系 月曜深夜1;45〜
http://www.ntv.co.jp/sentanken/oa/index.html

「海外ボランティア〜自己満足でもいいじゃない」 吉岡逸夫(東京新聞記者・ジャーナリスト)

国外でのボランティア熱が高まっている。しかしその多くは「奉仕の精神」よりも「自分探し」や「自己満足」。それでもいいじゃないか、家でゴロゴロしているよりは・・・青年海外協力隊やボランティア体験ツアーの実態に迫る。

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ボランティアの意味には『奉仕』と云う意味と『志願』すると云う意味がある。

ボランティア【volunteer】
《志願者の意》自主的に社会事業などに参加し、無償の奉仕活動をする人。

今回、アンガールズの二人は日本海外協力隊の訓練施設を尋ね、福島県二本松へ。そこには海外ボランティアを志す189人の若者がさまざまな研修に取り組んでいる。最初に二人は体操着に着替えてラジオ体操。その後「若い力」の歌を唱和。ここに流れる空気は昭和な雰囲気。海外の困った人を助けたと思う心の清らかな若人が集っているのは、どこかレトロな雰囲気がするのが不思議。アンガールズの二人はすでに異文化コミュニケーション状態だった。

ここでは16ヶ国の言語の学習が出来る。語学学習時間は週に30時間。アンガールズはカンボジア語のクラスにお邪魔するが、そこは夢に溢れ和気藹々とした雰囲気がするのだった。ちょっと怖いと思ったのは毎週1回接種される6種類のワクチン。発展途上国は衛生環境が悪いので、狂犬病・破傷風・A型B型肝炎etc.の予防ワクチンを3ヶ月間に渡り注射されるのだ。ここまでしなければならないのだから、世界の貧困は悲しいくらいに深い…。

ここでの訓練は移動手段の確保と云うことでバイクの運転、自転車のパンク修理なども必修。散髪も隊員同士でしなければならないので、練習していた。昨年までに青年海外協力隊に参加した若者は2633人、のべ730ヶ国で、さまざまなボランティア作業に従事している。近年の傾向は女性参加者の増えていること。危険をともなうこともあるので、細心の注意が必要とか。

青年海外協力隊に参加するのは数年に渡る現地労働が伴うのだが、もっと気楽に海外ボランティアを参加したいと思う若者向けの旅行社もあると云う。番組に紹介された旅行社では1年に200人余りが有料ボランティアに参加していると言う。タイ・オースオラリア・ベトナムなどが人気とか。治安も良く、受け入れてくれる団体があるのだそうだ。主な作業は山岳民族への援助や自然保護活動など。

そんな有料ボランティアを受け入れてくれるタイのミラー財団の様子が紹介された。可愛らしい雰囲気のチサトさんは5万円の費用で7週間の奉仕作業に参加。都内でOLをしていたユウコさんは3万円/20日間の予定でここの活動に参加している。ミラー財団は多くの日本人ボランティアの受け入れをしているので、現地スタッフに日本人女性も複数いる。ボランティアなので居住スペースは清潔な感じだが、居心地の良いものではなく、トイレや風呂も日本とは勿論違う。しかし彼女達は生き生きと幸せそうな笑顔で作業をこなしている。夕食風景が出たが、小学校の林間学校のようで、屋外で食べる食事は美味しそうだった。

ユウコさんとチサトさんは象に乗って山岳民族の村にホームスティ=有料に行く。こう云ったアクティビティはエコツアープロジェクトと呼ばれ、内気で観光客をなかなか受け入れることの出来ない山岳少数民族を経済的に援助するためのものだ。民族衣装を着たり、踊りを見たり、気分は観光。でもそんなに居心地良い雰囲気でもない。

現地にすっかり溶け込んでいるチサトさん・ユウコさんはタイ語も覚え、地元の小学生に習字や折り紙を教えていた。地元の小学生から見た二人の印象は「日本人は優しくて、可愛い」だ。良かった!良かった!このミラー財団の活動に批判的な援助団体の存在も否めない。ボランティアをテーマにした観光施設って見方もあるかもしれない。なかなか難しいものです。

さて、何で海外に行くのか?客員教授の吉岡さんも若い頃にエチオピアで海外協力隊に参加の経験があるのだが、「自分探しの旅」でも良いと言う。発展途上国に行っての一番重要なのは「途方に暮れる」と云うことだそうだ。問題は帰国してからカウンターカルチャーショックに見舞われ、日本社会に適応できなくなることもあるとか。

私の友人で婚約者に結婚寸前に捨てられ、海外ボランティアの仕事(シスター)を一生の仕事にした女性がいる。彼女は一生をインドでの奉仕活動に捧げるために家を出たが、フィリピンに赴任し、もう10年以上になる。人さまざま、数年で帰ってくる人もいれば、数週間で帰ってくる人もいる。

最後にアンガールズの山根くんが、田中くんの肩を揉んで、「『ありがとう』と云ってくれ!」と強要し、田中くんに嫌がられていたが、こういったことはあるかもしれない。上から目線で、奉仕すると云っても現地の人にはありがた迷惑のこともあるかも…。『自己満足&自分探し』でも良いかもしれないが、発展途上の国の人にホントに役に立つボランティアであって欲しいと思ったのだった。

出演されたのは、みんなエライ!立派なワカモノ達でした。

ケニア
※海外青年協力隊が教育ボランティアしているケニアの教室風景

小耳に挟んだ話/レイザーラモンHG2

b1b60521.jpg拾った場所;はねるのトびら フジTV系 11/28放映 

今週の「はねるのトびら」は ABUCHANSにレイザ−ラモンHGが参戦!!
実ははねトびメンバーと縁があったレイザ−ラモンHG!
禁断の過去が暴かれる!?

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忙しすぎて腰を痛めたレイザーラモンだが、今回は虻川投手の剛速球に挑戦。成功報酬は100万円!!1球目は内野ゴロ。練習では快打を連続して、身体能力の高さを証明したHGだが、バットに当たったのはこれだけ。あえなく撃沈。

なんとか再挑戦権を得ようと垂直土下座?をして頼むのだが、吉本の芸人仲間に云われたくない過去を暴露される羽目に。つぶらな瞳を隠す大切なサングラスを盗られ、もう身動き取れない有様。帽子も取られてトホホーー;の極み。

そこで拾ったHGの禁断の過去とは?続きを読む

ギャグの羊は眠らない。『失踪日記』吾妻ひでお著3

失踪日記失踪日記 吾妻ひでお著 
イースト・プレス

これは8/19分の再アップです。作者・吾妻ひでおさんが失踪したり、復帰したり、最近はHPも作られ、なんとか頑張っておられる様子は嬉しい限り。なんとこの本がドラマ化される!!そうだ。吾妻先生に印税が行くとまた働かなくなるので、是非しっかりした奥様に管理していただきたい(笑)。もっと「描いて貰いたい」とエールを贈る気持ちで加筆しました。この書評はブログを始めたばかりに書いたもので、読者さま2名!?検索エンジンにも登録してなかった頃のものです。※この2名さまにはいつも大感謝!ありがとうございます。

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目の前で交通事故を見た。満月が中天に輝く穏やかな晩夏の宵、変わりばなの信号でトラックが乗用車に追突した。衝撃音で空気が震え、乗用車は前を走る白いワゴン車に衝突して止まった。赤から青に信号の変わった国道に壊れた自動車とトラック、それぞれの車から降りる運転手、なんとも緊迫した一瞬だったのだが、全員携帯電話で話し始めた。緊迫した空気感が一気に弛緩して、生暖かい夏の道路の匂いが鼻につく。私はそこまでしか見ていない。

この本の作者、吾妻ひでお氏の失踪はまったく知らなかった。いつのまにか雑誌の仕事を見なくなった。私も時流の変化か?編集方針のどんどん変わるコミックを読まなくなった頃だった。何か違う仕事をしているのだろうと、そんな風にしか思っていなかった。吾妻ひでおの書く美少女は健康的でのびやかで可愛いい。その作者が、長い期間、なんとも悲惨なブランク生活を送っていたなんて…絶句!!

笑いを産む作業は精神を摩耗して生み出す業=ごうのように思うことがある。何人かの作家が精神を病んだり、自殺したり、アル中になったり、指折り数える。ジャンルは違うが中島らもさんも創作の神に仕えた人だった。らもさんはアル中の治療も進み、復帰直後に階段から落下し、帰らぬ人となった。氏も闘病やアル中の日々を軽い笑いとともに書かれていたが、薬物中毒やアルコール依存は氏の人生と短いものにしてしまった。

作中の吾妻さんは連載の原稿を落として(道に落としたのではなく)、編集担当者に顔を合わせるのが嫌になり、仕事と家族を捨てる。それまでの仕事ぶりが描かれているのだが、これがけっこう神経に堪える毎日。生来、のんびりしているのか?あくせく働くのに疲れてしまう。誰にだってあることだ。

吾妻さんは思い詰めて自殺をしようとするが失敗。しかたがないので野に住む人になる。ホームレスをしていると働きたくなると作者は描くが、この作者の本質が「真面目な人なのだ」と思った。吾妻さんはガスの配管工事の仕事をそれなりに勤勉にこなしていく。ついでに社内報に漫画を投稿したりする。だんだかスゴイ!あの吾妻ひでおが!!である。

誰にだってある。ひょんなことで現実が変貌していく。それは吾妻さんが経験した「何となく原稿が書けない」で始まるホームレスの毎日。ふとしたきっかけで「人気漫画家が野原に住む人になってしまう」。この現実がこの世の不条理を見事に教えてくれるのだ。

信号待ちをしていて、事故に遭う。家で寝ていて、病気になる。道を歩いていて、通り魔に遭遇する。友人だと思っていたらストーカーだった。彼と大恋愛中だと思っていたら、捨てられた。そんな時に赤塚不二夫さんのマンガ「天才バカボン」の唄が頭に浮かぶ。

♪だよ〜ん、だよ〜ん、そんなもんだよ〜ん♪

あらゆることがある種の確率で人を襲う。吾妻さんは持ち前の適応力とサバイバル精神で野原から、アル中治療病棟から帰還した。全部実話の重さがこの作品に力を与えているが、その前にギャグの神様の羊としての作家の力量に膝を折って祈るしかないように思う。

崇高なるギャグの神に頭をたれよ、贖いの羊を欲することなかれ…。

8/19■■■

パリの天才パテェシエ F・アンドリュー/VISA1月号-no.13

visa表紙

パリジェンヌを魅了する人気パティシエ
VISA 2005 JAN. No.392

クレジットカード会社のVISAは月刊で顧客向けの雑誌を発行している。年会費を取られるので、DHCのように無料ではないのだが、これが最近面白い。雑誌の整理をしていて昨年の暮れの号の出来の良さに感嘆!!大切にされることのない通販系の冊子なのだが、記事を忘却のゴミ箱に入れるは惜しくなったので、何度かに分けてパティシエの紹介を載せたい。憧れのパリのお菓子屋さん特集。ここで紹介されているお店と天才と呼ばれるパティシエたち。ウォンカさんの仲間です。

「ダイナミズミと繊細さ、想像力は、菓子好きが職人の条件」
■フィリップ・アンドリュー(1968年生)

1868年創業の老舗パティスリー『ラデユレ』はパリに4店舗あり、フランスを代表する菓子「マカロン」で有名な店。「マカロン」とは日本ではあまりなじみがないが、パリっ子には人気の甘〜いお菓子。アーモンドパウダーと砂糖・卵白を絞って焼いただけのさっくりしたシンプルなお菓子だけにパティシエの力量が問われる。F・アンドリュー
そんなフランスを代表する菓子を買い求めに全世界の観光客が集まるシャンゼリセ店はピエール・エルメと云う天才によって老舗の名声を一層確固とした店なのだが、そこの「ポスト・エルメ」指名されたのが、現在36歳の実力派パティシエ『フィリップ・アンドリュー』。彼は「ジョルジュ・ブラン」「ミシェル・ブラス」「フォション」などの一流レストランのシェフ・パティシエを勤め、現在の名店中の名店で腕を振るうことになった。

FAロゼ彼は就任にあたり、革新的なものより、伝統的な菓子の質の発展・充実を考え、得意素材のフルーツの持ち味を生かした創作菓子を発表している。右の写真は甘いクリーム、香りを生かした卵白に酸味のあるベリーを合わせた彼の04の発表「サントノレ・ア・ラ・ロゼ」は彼の持ち味を生かしたもの。



FAショコラ「カレ・オ・ショコラ」は幾層ものショコラ生地とクリームを重ね、最高級のチョコレートでコーティング、食感の違う歯ごたえのあるショコラと金箔を飾った人気の菓子。

75, avenue des Champs-Elysees 01-40-75-08-75 7:30〜23:00 無休

「M・F・O」を持つグルマンディーズ ローラン・デュシエーヌ4

L・デュシエーヌ「クラシックな菓子をより美味なるものにしていきたい」
■ローラン・デュシエーヌ(1963年生)

「一流の職人であれば、みな感性とテクニックを持ち合わせている。だから新しいタイプの菓子を発案するのはさほど難しいことではない。それよりはクラシックな菓子を、より美味しく作ることの方が難しい。それが私のテーマでもある。」

パサディナ芸術の国、フランスは職人の国でもある。世界中・日本中のスノッブはアメリカ文化の豊かさにあきるとフランスの良さに惹かれ、その魅力の虜になる。その文化は優れた審美眼を持ったジャーナリズムに支えられるいることは知られていない。フランスには「M・F・O(Meilleurs Ouvriers de France=メイヤー・ウブリエル・ドゥ・フランス=フランス最優秀職人章)」と云うものがあり、優れた職人は与えられる。「M・F・O」とは1923年にシャーナリストのクロッフガ提唱シテ発足したコンクールの優勝者に贈られる称号。その分野は多岐に渡り、料理・パン・革細工・ガラス細工・香水・家具など220もの職種・部門に及ぶ。フランス人にとって「M・F・O」は超一流の証である。

ココアナナス


ローラン・デュシエーヌはその一流の証を弱冠30歳の若さで取得。2001年11月に現在の閑静な住宅地に店を構えた。当初12種のガトー(ガトー‐セック【gteaux secs】洋風の乾燥した焼き菓子。)が並ぶだけの店も、現在は20種以上の様々な菓子が並ぶ。

2 rue Wurtz 01-45-65-00-77
7:30〜20:00 夏期休業あり

※パリジェンヌを魅了する人気パティシェ no.2

不思議との出逢い 『若い広場』NHK教育TV2

若い広場 NHK教育TV 1970年代後半頃

私の書棚にはホラー小説がずっら〜っと並んだ一角がある。他に神秘学系の全集や民族学、神秘学、図像学などの不思議な本が大きな書棚が一杯!?占領し、良く云えば錬金術師の書棚のようであり、悪く言えば少し危ない人のような書斎になっている。

私の不思議なもの好きは、NHK教育TVの『若い広場』と云う番組を見たことが大きな原因になっている。当時、生まれた時から世話してもらっていたばあやさんの具合が悪く、時々学校をさぼって家でばあやさんと過ごすことがあった。6月頃の昼下がりだったと思う。偶然にその番組を見た。小松左京

『若い広場』の内容はSF研究会の大学生とSF小説家の小松左京氏が対談するもので、番組のテーマは「SF小説ブーム」についてだったと思う。当時小松左京氏の作品は度々映画化され、彼はSF界の重鎮であり、大人気作家だったのだ。番組の流れとは違う話を一人の女子大生が語りだした。部活の合宿で百物語をしていた時の奇妙な現象について、彼女は子細に話す。番組の流れとは違う内容だったので、次の話題に移ってしまったが、小松左京氏の困った顔が印象的だった。
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